飯島建設株式会社

BLOG グループ代表ブログ

グループ代表ブログ > 昨日の続き(ラーメン4,000円の巻)

昨日の続き(ラーメン4,000円の巻) 2026.5.21

 いきなりですが、昨日のブログでは、「憶測でものをいう」典型的な内容で失礼しました。

 さて、今日は、続きと言えば続きのような「物価高」のお話です。

 というのも、アメリカを始めとする特に欧米では、ラーメン一杯が3,000円〜4,000円(レギュラーサイズが日本の大盛より多い)するのが当たり前になっています。

 日本でも、3年前なら1,000円以内だったラーメンが、既に1,200円超えが普通になってきました。

 原油高→輸送費上昇→小麦価格上昇→電気・ガス代上昇→人手不足→人件費上昇と、その要因を並べていくと、「1,000円以内→1,200円超」は、ある意味まっとうな(仕方ない)価格だと納得します。

 なので、値上げは、「全部悪い話ではない」と思うのです。

 バブル崩壊以降、デフレ経済が続いた日本は、「安いことが正義」になり過ぎていた部分もあります。
 その裏で、多くの企業や働く人たちが、利益を削り、給料を抑え、何とか耐えてきた面も実際ありました。

 しかし、物価高に加え、人手不足がさらに進めば、社員の所得をさらに上げていかなければ、企業そのものが人を確保できなくなります。

 なので、私が思う問題の本質は、「物価が上がること」そのものではなく、この流れとスピードに、「企業の利益」と「社員の所得」が、何年で追いつけるかなのだと思います。

 多額の内部留保がある大企業なら可能でしょう。

 しかし、私どもグループも含め、多くの中小企業は、この問題に直面するはずです。

 例えば、「5年間頑張れば、所得も上がり、今の物価に追いつくよ!」と政府が担保してくれるなら問題ありません。
 しかし、そんな担保はあり得ないので、先が見通せない中、物価だけが世界基準になり、所得が追いつかない、いわゆる「スタグフレーション」のような状況が続けば、かなり厳しい状況になると思います。

 そういう意味では、中小企業に対する何らかの国家施策も必要でしょう。

 しかし、そこだけに頼っていくわけにはいきません。

 「安く提供する競争」より、「価値を理解してもらう競争」をする時代になっていくはずです。

 なので、ラーメン一杯4,000円は恐ろしい話ですが、バブル崩壊以降、日本人に染みついてしまった、「高い」=「悪」という認識を払拭し、まずは「4,000円」=「価値」という意識への変革が必要なのだと思います。

 まあ、一杯4,000円時代到来でできる私の対策としては、給与水準が追いつくまで「チャーシューメン」の注文と「メンマ」のトッピングは我慢することですね。

 失礼しました。

 以上です。

飯島建設株式会社