いきなりですが、時代はここまで来たのかと思わされる話です。
というのも、先日のワイドショーで、新入社員が入社式当日の昼休みに「退職代行」に連絡をし、そのまま退職の手続きに入ったという話題を耳にしたのです。
午前中に辞令を受け、午後には会社を去る決断をする。
「若いのに、決断が早いねー」という話ではありませんね。
残念ながら、私の理解は追いつきません。
もちろん理由はあるのでしょう。
聞いていた話と違ったとか、空気が合わなかったとか、不安が一気に現実になったとか・・・。
ワイドショーのコメンテーターも、この決断を下した新入社員を懸命にフォローしていました。
ただ、百歩譲っても、やはり「えっ?」「えっ?」「えっ?」になってしまうのです。
というか、私も遥か38年前の入社時、やはり入社前と入社後では、イメージや聞いていた話と違う部分はありました。
それでも、「まあ、社会とはそんなものだろう」と、いい意味で心の中で折り合いをつけることができました。
そこには、ある程度の「心の許容量」がありました。
一方で、今はどうでしょう。
もちろん全ての新人や若者ではありません。
一部の「驚き若者」は、ほんのわずかな違和感でも、許容しない、というかできない。
そんな印象を受けてしまいます。
しかし、ここで少し考えさせられるのです。
一部若者の「心の許容量」が極端に小さくなっている一方で、我々の「心の許容量」は、逆にどんどん広がっているのではないかと・・・。
かくいう私も、不本意ではありますが、時代に合わせようと、懸命に理解しようと、そして受け止めようと努力の日々を送っています。
で、気がつくと、その繰り返しの中で、私の「心の許容量」が太平洋並みに大きくなった気がしています。
つまりこれ、「驚き若者」のお陰ということになります。
・・・はい、皮肉です。
「桃栗三年、今、半日」
失礼しました。
以上です。
