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初任給(定食代返済の巻) 2026.5.18

 いきなりですが、今朝の朝番組では、新社会人の「初任給の使い道」特集をやっていました。

 ランキングを見ると、

 第1位 「親へのプレゼント」
 食事をご馳走したり、花を贈ったり、財布や洋服を買ったり。
 やはり、いくら最近の若者とはいえ、初めて自分で稼いだお金となると、「まず親に」という人が多いようです。
 なんだか、安心します。

 第2位 「貯金」
 最近はNISAや投資に回す若者も多いとのこと。
 当時の私など、貯金など考えてもみませんでした。

 第3位 「自分へのご褒美」
 後々、物や記憶として残るものとして、腕時計、バッグ、旅行、ちょっと高めの食事など。
 社会人となった記念という意味もあるとのこと。
 これも、理解できます。

 で、私の初任給のお話です。
 今から37年前、新社会人としてスタートを切り、平成元年の4月25日に初めてお給料を頂きました。
 額面18万円で、手取りが16万円ほどだったと思います。

 その初任給で、早速、父と母に・・・、と言いたいところですが、残念ながら私の場合は違いました。

 学生時代は、野球部に入っていたので、秋のリーグ戦が終了するとともに、4年生は合宿所を出ます。
 その後は、卒業まで目黒区の元競馬場付近に住んでいました。
 ご近所には、「やまこ亭」という町中華屋さんがあり、ここのおやじさんがなんと長野県の中野市出身。
 そんなよしみもあり、ほぼ毎日通っていました。

 そこで、たまったツケが24,600円也。 (←昭和か!!)
 なので、私の初任給の、最優先順位はこの「やまこ亭」のツケを支払うことだったのです。

 初給料日 
 平成元年4月25日(火)

 18:30頃、三菱銀行目黒支店で4万円を下ろす。

 その足で、家には帰らずそのまま「やまこ亭」に。

 で、奥さんに封筒にも入れずに、そのまま約5か月分のツケ、24,600円を差し出しました。

 「ほんと、遅くなりました」「すみません」と私。

 すると、奥さんが「ちゃんと約束守ったねぇ」と言いながら、お金を丁寧に受け取り、「食べていくの?」と言いながら、今日の注文を取ってくれました。

 「じゃあ、ビールと生姜焼き定食で」

 ビールを飲みながら、おやじさんと奥さんとひとしきり話をした後は、お会計です。
 すると、これが、「今日はお祝い」といって、頑なにお代を受け取らないのです。
 さすがに私も「それは・・・」と、かなり断ったのですが、結局、ご馳走してもらっちゃいました。

 なんでやねん!

 時は平成。
 とはいえ、昭和の匂いのする温かいお話でした。

 今でも、すごく感謝しています。

 以上です。

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