いきなりですが、今朝の朝番組では、新社会人の「初任給の使い道」特集をやっていました。
ランキングを見ると、
第1位 「親へのプレゼント」
食事をご馳走したり、花を贈ったり、財布や洋服を買ったり。
やはり、いくら最近の若者とはいえ、初めて自分で稼いだお金となると、「まず親に」という人が多いようです。
なんだか、安心します。
第2位 「貯金」
最近はNISAや投資に回す若者も多いとのこと。
当時の私など、貯金など考えてもみませんでした。
第3位 「自分へのご褒美」
後々、物や記憶として残るものとして、腕時計、バッグ、旅行、ちょっと高めの食事など。
社会人となった記念という意味もあるとのこと。
これも、理解できます。
で、私の初任給のお話です。
今から37年前、新社会人としてスタートを切り、平成元年の4月25日に初めてお給料を頂きました。
額面18万円で、手取りが16万円ほどだったと思います。
その初任給で、早速、父と母に・・・、と言いたいところですが、残念ながら私の場合は違いました。
学生時代は、野球部に入っていたので、秋のリーグ戦が終了するとともに、4年生は合宿所を出ます。
その後は、卒業まで目黒区の元競馬場付近に住んでいました。
ご近所には、「やまこ亭」という町中華屋さんがあり、ここのおやじさんがなんと長野県の中野市出身。
そんなよしみもあり、ほぼ毎日通っていました。
そこで、たまったツケが24,600円也。 (←昭和か!!)
なので、私の初任給の、最優先順位はこの「やまこ亭」のツケを支払うことだったのです。
初給料日
平成元年4月25日(火)
18:30頃、三菱銀行目黒支店で4万円を下ろす。
その足で、家には帰らずそのまま「やまこ亭」に。
で、奥さんに封筒にも入れずに、そのまま約5か月分のツケ、24,600円を差し出しました。
「ほんと、遅くなりました」「すみません」と私。
すると、奥さんが「ちゃんと約束守ったねぇ」と言いながら、お金を丁寧に受け取り、「食べていくの?」と言いながら、今日の注文を取ってくれました。
「じゃあ、ビールと生姜焼き定食で」
ビールを飲みながら、おやじさんと奥さんとひとしきり話をした後は、お会計です。
すると、これが、「今日はお祝い」といって、頑なにお代を受け取らないのです。
さすがに私も「それは・・・」と、かなり断ったのですが、結局、ご馳走してもらっちゃいました。
なんでやねん!
時は平成。
とはいえ、昭和の匂いのする温かいお話でした。
今でも、すごく感謝しています。
以上です。
