いきなりですが、昨日は、私が支部長を務める長野県建設業協会長野支部管内の建設現場で、年末恒例の安全パトロールが行われ、私も参加してまいりました。
毎年この時期に行われるパトロールは、我々施工業者はもちろん、労働基準監督署や発注官庁の皆さんにも参加いただき、特に年末年始および冬期間は何かと慌ただしく、死亡災害も12月から3月にかけて多発する傾向にあるため、厳重警戒のもと実施されます。
さて、まずは写真をご覧ください。

この現場は、土砂崩れなどの自然災害を未然に防ぐため、危険性のあるのり面にコンクリートを吹き付ける作業が行われていました。
安全管理を徹底しつつ、職人技を駆使し丁寧に施工されていて、とても感心しました。
パトロール後の全体ミーティングが終わり、次の現場へ移動しようとしたとき、ふと気になるものが目に入りました。
写真をご覧ください。

そのプラスチックケースには、なんと 爆竹とロケット花火 が用意されていました。
そして、筒が長めの拳銃のような形をした道具は、ロケット花火を撃ち上げるためのハンディ型発射台。
「これ、何に使うんですか?」と尋ねると、
「クマよけです」と現場代理人さんが即答。
山間の現場ではクマの出没が想定されるため、朝の作業前などに爆竹やロケット花火を鳴らして、クマを近づけないために「備え」ているのだそうです。
「なるほどー!」
建設現場には、目には見えぬ危険が潜んでいます。
常に「備える」ことの大切さ、例えば用意されていた爆竹もロケット花火も、ともすれば小さな合図に過ぎませんが、「命の大切さ」に対する人の願いが宿っていて、改めて「備え」の大切さを教えていただきました。
「備えこそ 見えざる闇の 形なり」
以上です。
