飯島建設株式会社

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備え 2025.12.12

 いきなりですが、昨日は、私が支部長を務める長野県建設業協会長野支部管内の建設現場で、年末恒例の安全パトロールが行われ、私も参加してまいりました。

 毎年この時期に行われるパトロールは、我々施工業者はもちろん、労働基準監督署や発注官庁の皆さんにも参加いただき、特に年末年始および冬期間は何かと慌ただしく、死亡災害も12月から3月にかけて多発する傾向にあるため、厳重警戒のもと実施されます。

 さて、まずは写真をご覧ください。

 この現場は、土砂崩れなどの自然災害を未然に防ぐため、危険性のあるのり面にコンクリートを吹き付ける作業が行われていました。

 安全管理を徹底しつつ、職人技を駆使し丁寧に施工されていて、とても感心しました。

 パトロール後の全体ミーティングが終わり、次の現場へ移動しようとしたとき、ふと気になるものが目に入りました。

 写真をご覧ください。

 そのプラスチックケースには、なんと 爆竹とロケット花火 が用意されていました。

 そして、筒が長めの拳銃のような形をした道具は、ロケット花火を撃ち上げるためのハンディ型発射台。

 「これ、何に使うんですか?」と尋ねると、
 「クマよけです」と現場代理人さんが即答。

 山間の現場ではクマの出没が想定されるため、朝の作業前などに爆竹やロケット花火を鳴らして、クマを近づけないために「備え」ているのだそうです。

 「なるほどー!」

 建設現場には、目には見えぬ危険が潜んでいます。
 常に「備える」ことの大切さ、例えば用意されていた爆竹もロケット花火も、ともすれば小さな合図に過ぎませんが、「命の大切さ」に対する人の願いが宿っていて、改めて「備え」の大切さを教えていただきました。

 「備えこそ 見えざる闇の 形なり」

 以上です。

飯島建設株式会社