いきなりですが、我らが信濃グランセローズはルートインBCリーグ西地区 2 位という結果で今シーズンの全日程を終えました。

　最終戦まで、３チームが優勝の可能性を残すという大激戦のシーズンとなりました。
　グランセローズは「優勝マジック1」で迎えた最終戦、投打がかみ合わず、まさに今シーズンを象徴するような試合展開で残念ながら山梨に敗れ優勝を逃しました。
　独立リーグ日本一連覇を目指してきましたので、正直、悔しい気持ちでいっぱいです。

　でも、選手たちはよく戦ってくれました。
　打線は、序盤で投手陣が崩れても決してあきらめずに、最後まで食らいつきました。特に、首位打者となった大輔選手や最多勝を獲得した中川投手など、光る成果もたくさんありました。

　しかし、昨年日本一となったチームとの大きな違いは、７月以降、投手陣の成長が見られなかったこと。
　昨年は７月以降から先発、中継ぎ、抑えという勝ちパターン確立され、６回までリードしていると、勝率が格段に上がりましたが、今シーズンは最後の最後までこのパターンが確立できませんでした。

　この悔しさを忘れず、来シーズンは、投手陣のレベルアップと補強、また接戦での勝負強さ、そして打線のつながりなど、数え上げると切りがありませんが、必ずや克服してくれると思っています。

　いずれにしても２０２５シーズンが終了しました。
　今シーズンもここまで戦い抜けたのは、酷暑の球場で声を張り上げて応援してくださったファンの皆さん、力強いサポートをいただいたスポンサーの皆さん、球場運営を支えてくださったボランティアの皆さん、そしてチームを支えてくださったすべての関係者のおかげです。

　今シーズンの悔しさを力に変えて、来季は再び独立リーグ日本一を掴みに行きます。
　このチャレンジの達成に向け、これからも一緒に歩んでいただき、変わらぬ応援をいただければ幸いです。

　そして来年もまた、球場でお会いしましょう。

　ありがとうございました。

　以上です。