いきなりですが、WBC日本代表はベネズエラに敗れました。
すごく悔しかったですよね。
ただ、試合を見終えて強く感じたことがあります。
それは、この試合に臨んだベネズエラは「絶対に日本を倒す!」という気迫と迫力がすさまじかったということ。
日本代表はこの10年ほどで、間違いなく世界野球の中心に立つ国となり、世界ランキングでも1位。
もちろん、国際大会でも常に優勝候補です。
かつては「強い国のひとつ」だった日本が、今では「倒すべき国」になった。
今回のベネズエラは、まさにその「挑戦者」でした。
打席に入る表情。
一球ごとの集中力。
いいプレーやヒットが出たときのベンチの歓喜。
こんな様子も含め、ベネズエラチーム全体から「何としても日本を倒す」という強い思いが伝わってきました。
それにしても、あの迫力は見事でした。
しかも、今回はパワーだけではありませんでした。
例えば、日本投手陣が得意とする落ちるボール(スプリットやフォーク)を見極めて、ストレート系のボールを狙い打ちするとか、ランナーを進める必要のある場面では、きっちりとその役割を果たすなど、パワーに加え、日本のお家芸のような細かい野球もしっかりとできていました。
なので、日本代表が弱かったわけではないのです。
むしろ逆で、世界中の国が、日本を徹底的に研究し、「日本を倒す」という目標で向かってくる。
野球に関わるものとして、今の日本代表は、そんな立場で国際試合を戦い続けていることを、是非理解していただきたいと思います。
そして、この試合を見ていた子どもたちがいます。
日本が負けてしまって本当に悔しかったはずです。
ニュースでは、敗戦の瞬間、涙を流す子どもたちの姿もありました。
今回、その悔しさを胸に刻んだ子どもたち。
きっとその中から未来の「侍」が生まれてくるはずです。
これまでもそうだったように、日本野球は、こうして未来の「侍」に受け継がれていってほしいと願っています。
今回の敗戦は残念でしたが、これからの日本をさらに強くする、とても意味のある敗戦だと思うようにしたいですね。
「子侍 悔しさ刻み 侍に」
WBC日本代表、お疲れ様でした。
以上です。
