いきなりですが、いよいよ年度末が近づいてきましたね。
この時期になると、役所も会社も学校も、何となく世の中全体がソワソワします。
今朝の朝礼でも、役所対応の業務が多い社員から「年度末で仕事に追われています」との話がありました。
で、ふと思いました。
「これ、世界はどうなの?」
そこで、いつものようにGoogleさんです。
すると、イギリスは日本と同じく4月から3月で、アメリカは10月から9月。
暦どおり1月から12月の国も多く、実にバラバラです。
つまり、年度の区切りに世界標準のようなものはなく、それぞれの国の事情で決まっているようです。
では、日本はなぜ今の形になったのか。
私は勝手に、「春夏秋冬」の順番があるからとか、日本の象徴でもある「桜」が咲くからとか、新しいスタートにちょうどいいからとか、なんとなくそんな情緒的な理由だと思っていたのです。
ところがです。
国立公文書館によると、明治時代、日本の会計年度は最初から4月始まりではなく、何度か変わった末に定着したようで、決定打になったのは明治17年の法改正。明治19年度から4月始まり・翌年3月終わりになりました。
しかもその背景は、軍事費の増大などで財政が悪化し、予算のやりくりの破綻を防ぐため。明治18年度を9か月に短縮して、収支の辻褄を合わせたというのです。
要は、日本の年度末は、春うららで決まったのではなく、お金の都合で決まったのです。
で、国の会計年度に学校なども合わせるようになり、気がつけば、私たちは入学も入社も、そして多くの企業で行われる異動や決算(当グループの決算は6月から5月)も、この4月から3月のリズムの中で動くようになったとのこと。
「えっ!」「そこ!!」ということで、実は、かなりお金寄りでした。
「年度末 桜ではなく 帳尻で」
失礼しました。
以上です。
