いきなりですが、野球が想像以上に違うものになっていました。
というのも、先週末は埼玉西武ライオンズさんにご挨拶するため、ファームキャンプが行われている高知県の春野市を訪れたとお話しました。
その際、新設された素晴らしいブルペンでピッチング練習を見学させてもらったのです。
選手の真剣な姿に接し、写真は失礼だと思ったので撮影は控えましたが、そこはもはやブルペンというより、さながらドラマや映画の撮影現場。
投手の周囲や捕手の後方にはカメラやモニター、そして見慣れない機器がずらりと並んでいます。
要は、ラプソードやトラックマンといった、いまや選手育成には欠かせなくなった動作解析装置が投手ごとに設置されていたのです。
この装置の開発によって、選手が潜在的に持つ身体能力が、丸裸にされてきました。
例えば、プロ野球投手がストレートを投げた際の回転数は、平均で2100〜2400回転ほどといわれています。
ちなみに、メジャーでも別格といわれるドジャーズの山本由伸投手は2400回転台後半を記録することもあり、大谷翔平投手では2200〜2300回転前後と言われています。
数字で聞くとピンと来ませんが、回転数が高く、かつ効率よく回転しているボールほど、「伸びてくる球」「浮き上がってくるように見える球」そして「空振りを奪える球」といわれています。
また、ライオンズのスタッフさんにお聞きすると、今の野球は、2400回転超の投手が潜在能力として高く評価される時代になったということでした。
これは、もはや感覚の世界ではありません。
昭和・平成初期からの野球から令和の野球は完全な変化を遂げています。
ようは、
「勘と経験」は「データと設計」に
「根性練習」は「効率トレーニング」に
「才能頼み」は「再現可能な理論的成長」に
とまあ、こんな感じの変化ですね。
この現場を目の当たりにして、野球のコーチ陣にAIコーチ加わって、選手育成のミーティングが行われる日も、そう遠くない気がしました。
それにしても、たまげました。
「根性も 数値化希望の 昭和人」
失礼しました。
以上です。
