いきなりですが、今朝、とても残念なお知らせを聞きました。
というのも、60年以上にわたり、当グループのダルマさんをつくり続けてくださっていた、あの「山本さん」がご逝去されたとのことです。
毎年、この時期のブログでご報告していますが、当グループは70年以上に渡り、毎年1月8日、上田市の八日堂さんへ安全祈願に伺い、その足で必ず山本さんのダルマを買い求めてきました。
それは、当たり前のようでいて、実は当たり前ではなかった、山本さんとは60年以上も続いたご縁でした。
思えば、長い間、私たちは山本さんのお名前も、連絡先も知りませんでした。
それでも毎年、何の確認もなく、約束も交わさず、ただ「今年も来るだろう」と信じて、当グループのダルマを用意して待っていてくださったのです。
私自身とのお付き合いは30年ほど。
一昨年、初めて息子さんと一緒に八日堂さんに来られ、「そろそろ世代交代です」と微笑みながら話してくださった姿が思い出されます。
そして、そのとき初めてお聞きしたお名前が「山本さん」でした。
ただ名前を知っただけなのに、60年の重みといえばいいのか、なぜだか胸が熱くなったことを覚えています。
「名入れダルマが世に出始めた頃、私が初めてつくった名入れダルマが、御社のものだった」と、慈しむように語ってくださった山本さんの表情が忘れられません。

私たちの一年の始まりには、いつも山本さんのダルマがありました。
山本さん、ありがとうございました。
合掌
