いきなりですが、以前から数回このブログにも登場していただいていますが、私には、33年間にわたりお世話になっている方がいます。
お仕事はもちろんのこと、普通ではなかなか経験できないようなこともさせていただき、ずっと学ばせていただいています。
33年前。まだ右も左もわからない若造だった私が、前職の戸田建設さんで営業部に配属された際に、初めてお会いしました。
その方は、Y社長です。
で、32年前に父が急逝し、東京を離れて長野に帰ることになりましたが、それでもご縁が切れることはなく、今もお付き合いを続けさせていただいています。
以来、長野に拠点を置く地場の建設会社でありながら、銀座、赤坂、築地といった東京の一等地で、ビルやマンション建設のお手伝いをさせていただきました。
普通なら、あり得ないことだと思っています。
また、当社で輸入住宅のプロジェクトが持ち上がった際には、貿易の仕事もされているY社長が、アメリカ側のアレンジをしてくださいました。
さらに、Y社長は留学経験もあり、海外でさまざま戸惑う私に、食事のオーダーからワインの選び方、テーブルでの振る舞い、そして会計の仕方まで、丁寧に教えてくださいました。
Y社長に教えていただき、実際に経験させていただいたことの数々は、私の宝物です。
そしてこのたび新たに「日本橋」でのプロジェクトをお任せいただくことになったのです。
歴史あるこの街で、またもやお仕事をさせていただけることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
それでも「ありがとうございます」としか言えない自分が情けないほどです。
さて、過日挙行されたこの「日本橋プロジェクト」の地鎮祭後には、Y社長主催の食事会が開催され、美味しい料理とワインをごちそうになり、とても良い気分にさせていただきました。
解散の際、つい心の声が口をついて出てしまいました。
「Y社長、絶対に死なないでくださいね」
・・・すごく怒られました。
失礼しました。
以上です。