いきなりですが、過日の懇親会で、ある方から今の世の中ではちょっと信じられないようなお話を伺いました。
この方は、現在誰もが知っている会社の要職にあり、皆さんが一目置く存在です。
大学進学で上京するまでは、風光明媚で自然豊かな田舎で育ったそうです。
驚く話はここからなのですが、なんとこの方の18歳までの食卓には、「肉」の存在がなかったというのです。
たまに食卓に並ぶたんぱく源といえば、豆腐、納豆、卵……。
「ウソですよね?」と私。
「それがウソじゃないんですよ」とこの方。
この方の家では、「肉」という存在がほとんど登場しなかった。理由は「必要としないから」だったそうです。
ただ、「肉」が食卓にないことが当たり前だったので、それがさして苦にもならなかったというのです。
大学で上京してから、「人はこんなにも『肉』を食べるものなんだ」と初めて知ったそうです。
この話って、すごくないですか!?
私と同世代の方ですよ。
私はただただ驚きました。
ちなみに、この日の懇親会のメニューは「豚しゃぶ」のコースでしたが、この方はお肉をおかわり。
私より18年遅れてお肉と出会ったのだから、「もっと食べたほうがいい」と思った次第です。
失礼しました。
以上です。