飯島建設株式会社

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食欲の秋 2021.10.26

 いきなりですが、困っています。

 と言うのも、56歳の劣化が始まっているはずの私の胃袋が秋になって活性化され、その旺盛な食欲にほとほと困っているのです。もう、ごはんが美味しくて、美味しくて。

 どうしたらいいのでしょう?

 さて、食事と言えば過日何かの本で江戸時代の食生活について書かれていたのを読む機会がありました。

 江戸時代は一日2食だったと言う話を聞いたことがありましたが、それは違っていて、たしかに江戸時代の中期までと言うか、菜種油の生産が盛んになるまでは1日2食だったようです。理由は、その時代の生活には灯りがありませんでした。また出火は大罪となったので、ロウソクを使った生活はなるべく避けていたようです。ですから庶民の生活スタイルは、明るくなったら起きて、暗くなったら寝る。そのようなサイクルだと、朝起きてからかまどに火を入れてごはん準備をするにも時間がかかりますよね。従って自然と朝飯が遅くなります。ですから昼食はおおよそ午後3時か4時くらいに摂っていたようです。その後、暗くなったら寝ると言う習慣ですから、1日2食ですんでいたそうです。

 しかしです。江戸中期になって菜種油の生産が盛んになると、それからは菜種油による行燈が庶民の間にも普及して来ました。灯りが普及すると、自然と夜更かしをするようになってきます。夜更かしをすると当然お腹が減りますよね。ですからこの辺りから1日3食になったと言われているそうです。

 なるほど。

 なら、朝ごはんを食べたら、お昼ごはんは我慢して夕方の3時か4時頃食べて夜9時には寝る。こんな生活をしたら、食欲の秋の副産物。要は肥満に打ち勝つが出来るかも。

 「えっ?」「どの口が言ってるの?」
 ですよね。
 失礼しました。

 以上です。

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