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読癖 2022.9.21

 いきなりですが読書の秋です。

 最近では、時間を見つけてはいろいろな本を読んでいます。

 以前にもお話しましたが、私の「読癖」は同時に2冊の本を読んで行くこと。同時に読み進めるこの2冊にはなんの関連性もありません。
 しいて言えば、ビジネス系の厚い本は飽きるので、頭安めに小説を読むという感覚です。

 今読んでいる本を少し紹介すると、ビジネス系では「予測不能の時代」と、小説では本屋さんの「とにかく泣ける本コーナー」から手に取った一冊です。

 「予測不能の時代」は、簡単に言うと、大量のデータから、仕事や社員の幸福度を数値化するという新しい観点が紹介されており、とても興味深く読んでいます。

 さて、もう一冊の小説ですが、これがとにかく泣けると言うことなので、多分最後は泣けるのでしょう。
 子供を不慮の事故で亡くした主人公が、あるきっかけで身体的・精神的虐待の上にネグレクトにあった少年と出会います。
 主人公は、この少年を自分で育てることを決心します。
 以来、主人公は、少年の為に身の回りの物を買いそろえたり、一生懸命少年の好きな料理を作ったりと、それこそこの少年に尽くします。

 今、半分ほど読み進めていますが、出会った当初はよそよそしかった少年も、遂には主人公を「お母さん」と呼ぶようになりました。
 と言うことで、エピローグに泣かせるに展開に持って行く前に必ずある、幸せ絶頂な場面の章となっています。

 で、私ダメなんです。

 いきなり何がダメかと言うと、ここからこの少年との別れが訪れるのか、それとももっと悲惨な状況になって行くのか?
 それを想像すると、主人公が可哀想でならないので、今、読み進めるのを躊躇っています。

 昔からそうでした。

 映画でも、ドラマでもハッピーエンドをいつも望んでいました。でも、ほとんどの場合、ハッピーエンドは見事に覆されました。

 なので・・・。
 まあ、どうでもいいですよね。
 失礼しました。

 以上です。

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