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解除宣言と向き合う 2020.5.14

 昨夜は、28歳のお相撲さんが、コロナウィルスへの感染が原因で亡くなってしまったと言う、とてもショッキングなニュースが入って来ました。犠牲になっているのは、このお相撲さんだけではありませんが、そんなニュースが入るたび本当に残念で悲しいです。

 さて、そんな中ではありますが、報道によると、本日14日、全国39県の非常事態宣言が解除されるとのことです。
 ただ、私自身、この解除宣言は、「我が国の国民は、解除後でもあっても必要な警戒が出来る大人である。」と認めての解除だと理解しています。この際、「大人だとかそんなこと、別に総理大臣に認められたくない。」とか、そういう偏屈なことは言わないで下さいね。

 現在、聞くところによると、私見ではありますが、一部マスコミによる過剰なコロナ喧伝もあってか、罪のない感染者の家庭が非人道的な言動を浴びせられたり、言葉だけでなく嫌がらせにあったりすることが横行しているようです。また、「自粛ポリス」などと言う新しい言葉が生まれ、規制に基づいて営業しているにも関わらず、その店舗等に過剰な自粛要請を匿名で且つ陰湿に行ったり等、普段はなかなか現れるものではありませんが、今回のコロナウィルス禍によって、人の心の奥底に潜む、「悪」とか「厭」な部分が、表に出て来てしまっているようです。
  
 
この解除宣言は、これまでの頑張って来た感染予防の行動はもちろん継続する中で、経済活動も再開させる。経済活動を一定程度再開させることで、人は普段の生活に少し近づく。近づくことによって、心のゆとりを少しずつ取り戻す。その結果、前記した、コロナに伴って現れてしまった人の心の奥底に潜む「悪」や「厭」な部分もコロナウィルスと一緒に封じ込める。

 これは、人類にしか成しえないことです。
 「おいおい、大きく出たなー!!」って?
 たしかにそうですが、私は、そんな気概で解除宣言と向き合おうと思っています。
 

 以上です。

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