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蜂の一刺し 2019.6.17

 昨日は、我らが信濃グランセローズの試合が上田市の県営上田球場で開催されました。信濃グランセローズは、現在ルートインBCリーグAdvance West(西地区)おいて単独首位。前期優勝が大いに期待されています。首位から3位まで優勝のチャンスがあると言う熾烈な優勝争いを繰り広げる中、昨日の試合ももちろん負けられない試合。前日は2位の石川ミリオンスターズに完封負けを喫し、連敗するようなことがあると、優勝は厳しい状況でしたが、見事打線が繋がり、10-4で石川ミリオンスターズを下しました。

 さて、その試合で珍しいことが起こりました。

 昨日の打のヒーローは、3番を打つ船崎選手。満塁で走者一掃の2塁打を含む3安打と大当たり。しかし、前日までは、巡って来たチャンスでことごとく凡退するなど、打線のブレーキになっていた感がありました。

 その事件は、4回表石川の攻撃中に起こりました。レフトを守る船崎選手がチェンジでも無いのに、突然ベンチに戻って来たのです。場内アナウンスでは「選手治療の為、しばらくお待ち下さい。」とのこと。「えっ?」と思い、直ぐに確認すると、何と蜂に刺されたと言うのです。右手親指を足長蜂に刺されたです。

 私も長いこと野球をしていますが、プレー中に蜂に刺されたと言う選手は見たことも聞いたことがありません。試合にはドクターも待機して頂いていますから、直ぐに検査をして頂きました。ベンチに戻ってきた時は、蜂の針が刺さったままになっていました。トレーナーがピンセットでその針を抜き、ドクターからプレー続行許可を得て再び守備に着きました。

 そしてです、3回裏に3点を先制し、リズムよく行きたい4回表。ここで、してはいけないエラー絡みの失点。少し嫌なムードが漂う4回裏、2死満塁で、蜂に刺された男、3番の船崎選手に打順が回って来ました。

 その初球です。思い切り振り抜いた打球は、前進守備だったセンターの頭上を抜ける3点タイムリー2塁打。

 

 

 

 

 これが、ほぼ試合展開を決める貴重なタイムリーヒットとなったのです。

 と言うことで、前日までのブレーキが蜂の毒が体内に注入された途端、人が変わったように打ち出したと言いうお話です。

 ヒーローインタビューでの船崎選手の一言。「痛かったけど、良かったです!!」(笑)

 こうなったら、選手全員に、蜂蜜やローヤルゼリーでも支給しようかなー。(笑)

 以上です。

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