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社長、実は私・・・(寿命が・・・) 2026.2.26

 いきなりですが、会社の5階にある私の部屋は、いつ何時でもドアを開け放っています。

 というのも、ひとりじゃ寂しいからです。(笑)
 ・・・ではなく、いつでも社員が気軽に打ち合わせや相談に来られるようにするためです。

 で、過日のことです。

 若い技術系社員のN君が、開け放たれたドア越しから見える西の方から、深刻そうな顔で私の部屋に近づいてくるのが見えました。

 「これは何かあるな」と、嫌な予感。

 案の定、N君は、
 「社長、今お時間よろしいですか?」と。
 「ああ、いいよ」と平静を装いながらも、心の中では、「頼むから、辞めたいとかって話だけは勘弁だよ」と必死に祈っておりました。

 その後もN君は、しばらくためらっていましたが、
 N君 → 「社長、実はあのー・・・」
 私の心 → 「おいおい、頼むよ」
 N君 → 「あのー、実は私、このたび籍を入れて結婚することになりました」
 私の心 → 「おい、そっちかい!!」

 ここで一気に脱力。
 まずは、結婚の話ではない方の「よかったなー」と。

 その後、気を取り直して、今度は結婚の方に、
 「おめでとう!!」
 「そうか!」
 「結婚するか!」
 「それにしても急だよな?」
 「もしかして、赤ちゃん・・・?」

 と、立て続けに質問。

 お相手は高校の同級生とのこと。
 結婚指輪ではありませんが、愛を誓ったリングも見せてくれました。

 まあ、赤ちゃんのお話については、ここで触れるのは控えておきます。

 とにかく、おめでたい話で本当に、本当に、本当によかった。

 N君が部屋に向かってくるときは寿命が縮まり、部屋を出て行ったときには、さっきより少し寿命が延びた気になりました。

 「やな予感 聞いてびっくり 春が来た」

 おめでとう!

 以上です。

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