いきなりですが、先週の土曜日から、3年振りとなる社員旅行に来ています。
行き先は沖縄です。
これで何度目の沖縄訪問かは覚えていませんが、この地を訪れる際には、必ず戦禍で犠牲となられた方々への慰霊をさせていただいています。
ただ、正直に申し上げると、50歳を超えた頃からでしょうか、ひめゆりの塔や旧海軍司令部壕などを訪れると、あまりにも凄惨で、あまりにも理不尽な事実に、以前の自分よりも感情の整理が追いつかなくなってしまいました。
幼稚だとは思いますが、心の奥底から湧き上がってくる、言葉では表せないいやな感情に襲われてしまうようになりました。
子どもが、犠牲になられたひめゆりの女性学徒の方々と同じくらいの年齢になったからなのか、それとも単に年齢を重ねたせいなのか。
以前の自分より、あの凄惨な事実を受け止めきれない私がいます。
そのため最近では、失礼とは思いながらも展示物は見ず、静かに向き合える平和記念公園で、深く手を合わせるという形で慰霊させていただくことが多くなっていました。
しかし今回は社員旅行。
若い社員にはあの事実をしっかりと知ってほしいので、ひめゆりの塔をスケジュールに入れてもらいました。
私は、おそらく10年振りの訪問だったと思います。
10年振りのひめゆりの塔では、多くを考えようとはしませんでした。
ただ、静かに手を合わせさせていただきました。
そして、ひとつだけ。
今この瞬間も、争いの中に身を置いている、あるいは置かざるを得ない人たちがいます。
その中で、争いを回避できる立場にある方たちがいたなら、どうか「踏みとどまる」という選択ができますように・・・。
と、ちょっと違うかな?と感じながらも、戦争で犠牲になってしまった方々に思わずお願いしてしまいました。
歴史は変えられませんが、これから先の選択は変えられるはずです。
お願いですから。
以上です。
