いきなりですが、泡アートもここまで来ました。
というのも、泡の芸術ともいえる「ラテアート」は、こんな私でもかなり前から知っていましたが、今回は長野のとある居酒屋で、人生初の「ビールの泡アート」に遭遇したのです。
この日は、夕方から打ち合わせがあり、打ち合わせ後、参加メンバーと「軽く行こうか!」という話になり、近所の居酒屋に出かけました。
乾杯は、いつも生ビールです。
早速、3人分の生ビールが運ばれてきました。
ここで写真をご覧ください。
そうです。まさかの、「ラテアート」ならぬ「ビール泡アート」に遭遇したのです。
テーブルに来た瞬間、思わず「おお…!」と声を漏らしました。
泡の上に浮かぶ、「雨雲」と「かたつむり」。
なんと、梅雨という季節感まで描かれているじゃありませんか!
描いた「ビール泡アート職人」の粋な演出に、また感動しました。
とはいえ、乾杯後はためらいなくビールを一口。
「あー、美味い!!」
と、ここで、今までしたことも考えたこともないくせに、「あっ、写真を撮り忘れた!!」と思ったんです。
すでに、一口飲んでいます。
それでもと思い、再度泡アートを確認すると、なんと「雨雲」と「かたつむり」がしっかり残っていたので、慌てて写真に収めました。
その瞬間ふと、我に返りました。
これまで毎度毎度「食べ物の写真を撮る人たち」をどこか斜めに見ていた私…。
誰にも指摘されませんでしたが、なんだかひとり気恥ずかしく、シャッターを切った後は、羞恥心に耐えながらビールを一気。
その日は暑かったので、2杯目の生ビールを注文。
2杯目にも季節感のある、「雨雲」と「カエル」が描かれていましたが、今度は気恥ずかしさを打ち消す勢いで、「雨雲」も「カエル」も一気に喉の奥に送り込みました。
それでも、やはりひとり気恥ずかしい、「ビール泡アート」との遭遇でした。
失礼しました。
以上です。