いきなりですが、健康やお通じにいいといわれ、最近では「ワカメ」を多く摂取しています。
で、先日のその「ワカメ」を食べながら、以前「海藻を食べる(消化できる)のは日本人だけ」と聞かされたことを思い出しました。
しかし、考えてみるとお隣の韓国でも、その他のアジア地域でも海藻を使った料理はたくさんありますし、「ワカメ」の消費量では、人口の関係もありますが中国がダントツのトップなので、実際には「日本人だけ」なんてことはありません。
ただ、この間のブログで「かつお節」のことを書かせていただきましたが、和食といえば出汁、そして出汁といえば「かつお節」と並んで代表的なのは「昆布」。
また、SUSHIには「海苔」がつきものですし、MISO Soupの具にも「ワカメ」が使われることが多い。
そんなことで欧米からみると「海藻=日本人」というイメージが強くなったんだろうと、勝手に解釈しました。
一方で、学術的見地からいうと、「昆布」や「ワカメ」はヨウ素を多量に含んでいて、日本人は世界一ヨウ素を摂っている民族といわれているそうです。
ここでGoogleさんに聞いてみると、ヨウ素も摂れば摂るほどいいってものじゃ無いそうで、これは初めて知りましたが、WHOでもヨウ素摂取量の基準を設けているそうです。しかし、摂取量の多い日本人に対してはその基準を、なんと「日本人特別基準」に引き上げているそうです。
要するに、通常人間の消化酵素では分解できない海藻の多糖類を、日本人の腸内細菌は分解できるという、世界的に見ても珍しい海藻消化能力を持っているのです。
これには驚きました!!
で、いつものとおり、この話を得意げに娘に話してあげたのですが・・・。
「ならさ、お父さんさ、いつもトイレ長いからさ、ワカメ食べるの少し止めてよ!!」
「おい!!」
以上です。