いきなりですが、先週はとても驚くニュースが飛び込んで来ました。
　そうです。あの電通グループが「汐留にある本社ビルの売却を検討している！！」との報が入って来たのです。

　「えっ？」「嘘でしょ？」と思ったのは私だけでは無いと思います。既報の通り、コロナ禍前、電通本社ビルに出社する関係者は約9000人いたのに対し、コロナ禍の現在ではその2割程度の出社に留まっている状況。且つ、コロナ禍の影響で広告収入は低迷。そこで、本社ビルの売却で資産の効率化を図るとのこと。

　私は、このニュースを聞いて一番ショックだったのは、本社ビルを「売る」とか「売らない」とかの話ではありません。

　要するに、電通と言えば日本を代表する広告代理店です。と言うことは、マーケティングの分野でも、もちろん日本を代表する企業。
　その企業が、ポストコロナやアフターコロナ、そしてウィズコロナに於いても、これまでのような規模のオフィスは必要が無いと判断したということ。
　ここが一番ショックで、ちょっと背筋が凍る思いがしました。

　私のいる建設業界はもちろんですが、この判断はあらゆる方面に多大な影響を与えると思います。

　これは完全な「地殻変動」です。

　どこにどう向かうべきか・・・。
　またもや無い知恵を絞ることとなります。
　しかも早く。

　以上です。