いきなりですが、今日は後輩のお話です。
その後輩の奥さんがいよいよ出産を控えて入院された時のこと。
初めての出産ということもあり、緊張もあってか体調がすぐれず、ごはんがほとんど食べられなかったそうです。
そんな中、彼が様子を見に病室へ入ると、出された食事がそのままに。
すると奥さんが「あなた、これ食べて」と。
後輩は、残すのも悪いと思い、「じゃあ、いただきます」と。
そこに婦長さんが登場。
「あなたっ!何してるのっ!!」
婦長さんの怒声が病室に響き渡ります。
後輩は、立ち上がったまま凍りつく。
「それはね、お母さんになるための大切な命のごはんなのよ!」
「命のごはん・・・」。
なんと重く、そして温かい言葉でしょう。
命を宿し、守り、産み出すための「命のごはん」。
婦長さんのこの言葉に、私も感動しました。
まあ、素直な性格の彼らしいといえば彼らしい話なのですが、奥さんと赤ちゃんのための「命のごはん」。
ふつう食べないだろ!笑
以上です。
