飯島建設株式会社

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冬の花火 2022.11.24

 いきなりですが、昨夜長野市では長野の冬の風物詩である、第116回長野えびす講煙火大会が開催されました。

 今週に入ってから、11月23日は雨が予想され、主催者はじめ企画運営に携わっていた方達は気をもんでいたと思います。
 当日はやはり予報通りの雨でしたが、花火の始まった時間から終り頃にはその雨も花火見学に支障を来さない程まで回復しました。

 そして、全国的にも珍しい冬の花火が、長野の空に咲き誇りました。

 それにしても、年々花火の技術が上がっているのが分かります。新作をいくつか見ることが出来たのですが、ほんと「見事!!」の一言です。

 さて、そもそもえびす講とは、Wikipedia先生によると、神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされたえびす神(夷、戎、胡、蛭子、恵比須、恵比寿、恵美須)ないしかまど神を祀り、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁、あるいは商売繁盛を祈願する。ことだそうです。

 長野の場合、このえびす講の時期に合わせた、冬の花火大会が116回の長きに渡り開催されています。

 全国の花火大会の始まりと言われるものは江戸の「両国川開き大花火」が最初といわれ、諸説ありますが江戸時代中期に始まったといわれています。
 1732年(享保17年)「享保の大飢饉」が西日本を中心におこりました。餓死者は1万以上といわれ、その影響は江戸の庶民にまで及ぶこととなりました。加えて、江戸市中ではコレラが流行し同様に多くの死者が出ました。事の重大さに8代将軍の徳川吉宗は、その年の川開きの5月28日(現在の7月末)隅田川で犠牲者の鎮魂と悪霊退治を祈って水神祭を開催し、「両国川開き大花火」という催事が始まったといわれています。花火は本来、悪霊退治や疫病退散の祈念祈願なのです。

 くしくも、昨日長野県では過去最高の新型コロナウィルスの感染者が発生しました。

 昨夜の花火を見ながら、強く「疫病退散」を願ったというお話です。

 で、肝心の写真は撮り忘れました。

 以上です。

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