いきなりですが、過日、久しぶりに冬物のスーツを新調しようと、いつもお願いしている後輩の洋服屋さんに注文をしました。
しばらくして彼から、「仮縫い合わせに来てください」との連絡。
「夕方には行くね」と返して、その日の夕方、お店へ。
ところが、お店の鍵は閉まっていないのに、そこには誰もいない。
「こんにちは」と3回ほど声をかけても反応なし。
仕方なく彼に電話をかけます。
コールの途中でちょっと背伸びして店の奥をのぞくと、なんと、その彼が壁にもたれ、まるで小学生の全校集会のように体育座りで居眠りしている姿が見えました。
そこにいるのを知りながらも、あえて電話を続けます。
10回ほどコールしてようやく電話に出た彼は、スマホを手に慌てて立ち上がります。
そこで、すかさず「おい!!」と声をかけると、彼は軽く10センチほど飛び上がり、着地とほぼ同時に「すっ、すっ、すみません!」と。
そのあと、5分ほど何やら言い訳をしていましたが、あまりにもその驚き方がおかしくて、内容はまったく覚えていません。
私からはひとこと、「お前、疲れてるんだな」と。(笑)
ということで、「仮縫い合わせ」に行ったら、「仮眠に居合わせた」というお話です。
ちなみに、以前「命のごはん」を食べちゃったのも、この彼です。
以上です。
