いきなりですが、当グループは5月31日をもって決算を迎えます。
今期も、お客様をはじめ、協力業者の皆さん、そして社員とそのご家族に支えていただき、無事に期末を迎えることができました。心より感謝申し上げます。
振り返ると、世界はいまだ混迷の中にあります。ウクライナ情勢や中東の緊張、中国経済の減速、アメリカの自国のみの保護政策、そして日本国内では円安や物価上昇が続き、日銀のマイナス金利政策解除も住宅市場にも大きな影響を与えました。
そんな厳しい環境下でしたが、この混乱を「大転換のチャンス」と前向きに捉え、果敢にチャレンジしてまいりました。
しかし、残念ながら、期首に掲げたすべての目標を達成することはできませんでした。ただ、その不足を補い合う形で他部門が奮闘し、グループ全体としては数値目標を達成することができました。
一方で、大きな反省点もありました。もちろん悪意があったわけではないものの、調査の不十分さや、補助金指導を担った法人に対する検証の甘さから、その法人が示した受給プロセスを鵜呑みにしてしまい、結果的に補助金の不正受給と見なされる問題が発生してしまいました。社会からの信頼を損ないかねない事態となり、コンプライアンスの重要性を改めて痛感しています。ご心配をおかけしたこと、深くお詫び申し上げます。
とはいえ、明るいニュースもありました。土木部門の能登半島地震に対する献身的な災害支援活動が評価され、国土交通省より感謝状をいただきました。また、工事成績優秀企業としても表彰され、とても誇らしく感じています。
ただし、働き方改革については引き続き課題が残ります。残業時間の抑制や休暇制度の徹底、安全面の意識向上など、今後さらに改善すべき点が明確になった一年でもありました。
と、すべては書ききれませんが、他にも紹介したいトピックはたくさんあります。
ただ、こうした成果と課題が交差する中で、全社員が持ち場持ち場で力を尽くしてくれたことに、改めて感謝しています。
来期も、お客様にとって、協力業者の皆さんにとって、そして社員とそのご家族にとっても、「いい会社」であるよう努力してまいります。
今期の御礼とともに、来期もどうぞよろしくお願いいたします。
また、明日が土曜日なので、今期のブログが本日で最後になります。
で、この拙いブログ、「もういいよ」と言われなければ、来期も続けようと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。