いきなりですが、先日、東京への出張で新幹線に乗ったときのことです。
今どきの北陸(長野経由)新幹線は、インバウンドな方々が大勢乗車しており、この日も自由席はもちろん、指定席も、グリーン席も、なんとグランクラスも満席の状況でした。
それでも頑張って長野駅に着いてからも「駅ネット」に数分に一度くらいのペースでアクセスをしていたら、運よく一席確保することができました。
その後は安心したのか、また、ちょっと疲れていたのか、出発してすぐに意識を失い、気がついたときには高崎を過ぎていました。
と、ここでなんだかニオイが。
写真をご覧ください。
これ、私、二度見してしまいました。
私の隣でネギをバッグの上に乗せていた方は、スーツにネクタイ姿で、とてもまじめそうなサラリーマンと思しき男性です。
ただ、レジ袋もなく、セロファン包装だけのネギが・・・・。
「えっ? 農協関係の方?」
「えっ? バイヤーの方?」
「えっ? 農家の方?」
「まさか、通りがかったスーパーが特売日だった?」
「すみません、すみません」「で、 なんでネギを持っているんですか?」と、どうしても聞きたい衝動にかられましたが、ムッとされるのが怖いので諦めました。
「スーツとネギと新幹線」
男性がなぜネギを持って新幹線に乗車してきたのかは、今も謎のままですが、この男性、恥ずかしがりもせず、いたって自然な佇まいだったことを推察するに、ただ者じゃありませんね。
現場からは以上です。