2020年の東京オリンピック開催に合わせて、サマータイムの導入が一部で取り沙汰されていますよね。
  サマータイムを導入する事自体は基本的に賛成です。ただ、いかんせん2年後のオリンピックに合わせての導入は時間的にも物理的にも絶対に間に合わないでしょうね。世の中で言われている通り、平成からの元号の変更とサマータイム移行が重なることになりますから、なにはさておき、まずは官公庁を始めとするコンピューターシステムの移行が「mission impossible」ということになります。そんな人手は我が国にはいません。  

  因みに、うちの会社おいて、2020年までにサマータイムへの移行が決定されたら、御多分に洩れず、まず担当する社員が足りません。また、システムの総入れ替えに掛かる予算も恐らく厳しいことになると思います。

  まあ、あまり格好をつけないで、先ずはオリンピック期間だけの対策であるのなら、マラソン等の暑さ対策が必要な競技は朝5時とかのスタートにしたらいいし、オリンピック期間中は、必要があれば仕事の開始時間を早めたらいいと思うのですが…。

  正式なサマータイムへの移行は、もしかしたら訪れる可能性を秘めるオリンピック後の景気後退の経済対策として取っておいて欲しいと思うのは私だけでしょうか？

  以上です。