飯島建設株式会社

BLOG グループ代表ブログ

グループ代表ブログ > クロスカウンター勝負

クロスカウンター勝負 2025.4.7

 いきなりですが、先日の東京出張では、久しぶりにひとりでお昼ごはんを食べることになりました。

 場所は新橋です。
 そこで思い立って、新橋駅前の古いビルに入っていて、以前から一度行ってみたいと思っていたお店に行くことにしたのです。

 時間は13時30分を過ぎていたこともあり、人気店ではありますが、順番待ちは5人ほど。いつもは「並んでまでは…」という性格なのですが、ひとりということもあり、その待ちの列に並ぶことにしました。

 もう少しかかるかなと思っていましたが、並び始めてから10分ほどで席に着くことができました。 
 また、私のすぐ後ろで順番を待っていたお客さんも、私とほぼ同時に右隣に着席しました。

 ここは、カウンターのみ10席ほどの、とにかく狭いお店。 
 また、カウンターの自席両サイドには「ここからここがあなたの領域ね!」と、ビニールテープでDMZ(非武装地帯)が示されているほど。

 さて、私の右隣に座られたか方ですが、見た目はきちっとしたサラリーマン風の方で、とても清潔感があります。こんな狭いカウンターだけのお店に来るような方には見えないくらい上品な方でした。 
 なので、私が言うのもなんですが、気取ることなくこのお店を選んだことに、とても好感が持てました。

 注文の品も、私のほうが少しだけ早く運ばれてきましたが、ほどなくして隣のお客さんの品も到着。

 しかし、ここでハプニング発生です!

 なんと、この上品な方はサウスポーだったのです。
 ほぼ同時に料理に向かうことになりましたが、クロスカウンターの戦いとなってしまいました。

 それぞれの領地が極端に狭い上に、クロスカンターですから、私の右ヒジと隣の方の左ヒジががぶつかるのです。

 どちらかが嫌がらせをしてDMZ内に侵入してきたわけではありません。
 悪気はなく、ついついどちらかが越えてしまい、ヒジ同士が当たる。そのたびに、お互いに恐縮です。

 ということで、もうここからは料理の味はどうでもよくなりました。
 とにかくこのクロスカウンターの勝負から抜け出したい一心で、食事をかき込みました。
 隣の上品だった方も、同じ気持ちだったのでしょう。先ほどまでの上品さはどこかに消え、必死に料理をかき込んでいました。

 で、この勝負ですが、ヒジのぶつけ合いも双方同じくらいなので、謝罪数はドロー。また、注文した昼ごはんも同じ「ロースかつ定食」だったので、どうでもいいのですが、判定の結果はドローということになります。

 とにかくいやな性格の人でなかったのが救いでした。

 と、有名店の味は覚えていません。

 現場からは以上です。

飯島建設株式会社