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イライラ解消の歴史 2020.12.16

 昨日は、工事用LED電光盤の分野において、その豊富なアイディアで、既にリーディングカンパニーと言えるT社さんの事務所新築工事の地鎮祭が挙行されました。

 その際、T社の社長からいろいろと話を聞けたのですが、これがとても面白いし、感心しきり。

 先ずは写真をご覧下さい。

 このLEDの中で旗を振るおじさんを見たことがある方は多いと思いますが、車線規制などの危険を伴う土木工事現場では今や主流なっているこの「LED車線規制おじさん」は、なんとT社のK社長が考えたアイディアなのです。で、このアイディアは、山間地域で車線規制を伴う現場で、ガードマンが夜間工事中に旗振りをしていたら、「熊」に遭遇してとても怖い思いしたという話を聞いて商品化したのだそうです。

 また、皆さんはこれまた工事の車線規制で、交互通行をせざるを得ない時に、カウントダウン表示付きの仮設信号機を見たことがあると思いますが、これも以前は青信号までのカウントダウン表示はついておらず、「いったいいつになったら信号が変わるんだ!!」とイライラしていたと思いますが、ここにカウントダウン表示機を搭載した仮設信号機を作ったのもこのT社長のアイディア。これも、今や日本中の道路工事現場では無くてはならないものとなっていますよね。

 そして、その進化型がこの度発売されるようです。

 これ、お話したいのですが、まだ企業秘密だそうです。このアイディアで、カウントダウン付の仮設信号機より、更に更にイライラが解消されること間違いなし。もう話したくてずうずします。でも、我慢です。

 さて、せっかくなので、このK社長の発想はどこから生まれるのかも聞いて見ました。

 答えは、「それはね、人が困っていたり、イライラしていたり、怒っていたり、はたまた面倒臭がっていることに対して耳をダンボにするの。」「そして、その解消を商品化することは可能か否か?」「それを常に考えているんだよ。」「だから、発想自体は俺じゃ無くて、人様の発想なの。」と。

 なるほど!!!

 話しの後に見せて貰ったT社の商品の一つひとつは、まさにイライラ解消の歴史博物館のようでした。

 見習えるか?
 見習いたい。
 と言うか、パクりたい。(笑)

 失礼しました。

 以上です。

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