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よくある構図 2018.8.9

よくある構図

いきなりですが、ここのところスポーツ界に起こる出来事が辛いです。
  で、この手の話、本来ブログで書くことでは無いと思うのですが、今回も敢えて記します。

  さて、今回、私は怒りを覚えると言うか悲しくなります。批判の的となっている件の方も、過去の付き合い云々は話の外ですが、普段は昔気質で親分肌のおっさんだと思います。テレビ等に流されているコメントを見ていても、今どき演歌の歌詞にもならないような言葉を並べ立てます。もし、本当の悪党なら「テレビに出てあんな話はしない。」と、私は個人的に思っています。ただ、それとこれとは別。結果、やっては いけないことをやり、心地よい位置に長くい過ぎた。また更に思うに、この方はいい意味でも悪い意味でもいたって単純な方だと予測出来ますから、たとえ公の団体であろうと、「俺が苦労して作り上げた組織。」という自負があるので、「この組織は、これまでも、そしてこれからも自分がいないとどうにもならない。」だから、今回の件も、「俺がいなければどうにもならない団体で、俺のやることの何が悪いのか。」そこが理解できない。また、これまであの方の周りに、そんなカリスマに対し意見する人など存在するわけがありません。

  まあ、言葉は悪いですが、この騒ぎをみていて、政治の世界にも、経済の世界にも、どこにでもよくある単純な構図だと思いませんか?
  それこそ、ついこの間まで世の中で、ご自分で創業された中小企業の社長さんのほとんどがこのような方だったと思いますし、現に既に亡くなっている私の父親もそうでした。

  先日、年は同じですが、現在スポーツ選手やスポーツ関係者を中心としたプロダクションでは大手の会社を経営する大学野球部の先輩と話をする機会がありました。
  この先輩は、10数年前から、現在一部のスポーツ界に起こっている醜聞の原因となる問題の種を十分把握していました。偏見だと認識していますが、スポーツ選手のプロダクションを経営して行く中で、例えば、醜聞に繋がった原因の一つとも言える、既存組織が既得権益の確保の為に出入りの業者と結ぶ不公平な契約。私は、先輩の商売上は付き物だと思い込んでいたのですが、この先輩は設立当初から断固として、この理不尽と不公平を避けました。ですから失った仕事もたくさんありました。でも、今ではそれが契約選手や元アスリート等わからの信頼に繋がっています。

  この日、この先輩と一部のスポーツ団体で起こっている問題に対しても話合いましたが、これは自然の流れ。ダメなことや理不尽なことにはハレーションが起きて、正しい道に行く時代になって来たと言うことですねと。まとまりました。

  で、先輩とは、数年後なのか?10年後なのか?この方のような存在にお互いならないようにしましょうね。と。
  「いや、それお前ね!」
  「いやいや、それ◯◯さんね!」

   以上です。

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