いきなりですが、昨日は沖縄の「慰霊の日」でした。
慰霊の日は、第二次世界大戦末期の沖縄戦で亡くなられた方々を追悼し、平和への誓いを新たにする日です。
昨夜はとある会の懇親会があり、帰宅後お風呂に入ったあと、ふとテレビのスイッチをいれると、「沖縄全戦没者追悼式」で、中学2年生の女子生徒が、曾祖母から受け継いだ戦争体験をもとに平和への願いを詩に込めて朗読しているシーンが映し出されていました。
その姿を見ているうちに、私は自然といずまいを正し、彼女の朗読に聞き入っていました。
そして、何より心に残ったのは、その後のインタビューで彼女が語った一言でした。
「みんな仲良くしてほしい」
とても短い言葉でした。
けれど、その言葉には、戦争によって失われた数え切れない命への鎮魂と、二度と同じ悲劇を繰り返してほしくないという願いが、静かですが、強く込められているように感じました。
世界に目を向ければ、残念ながら、今この瞬間も争いは続いています。
国や地域にはそれぞれの事情があり、歴史や価値観の違いもあります。
だからこそ簡単には解決できないのは理解しているつもりです。
それでも私は、昨日の彼女の言葉を、今現在紛争や戦争の渦中にいる諸国や地域のリーダーたちに、素直な気持ちで聞いてほしかったと心底思いました。
「みんな仲良くしてほしい」
たったそれだけの言葉です。
しかし、その言葉を本当に実現することが、どれほど難しいことなのかを私たちは歴史から学んできました。
だからこそ、その願いには大きな意味があるのだと思います。
「みんな仲良く」
60歳を迎えた私が口にすると、少し幼く聞こえるかもしれません。
それでも昨日は、「この言葉以上に大切なものはないよな」と、つくづく感じる夜となりました。
以上です。
