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この敗戦が・・・(WBCの巻) 2026.3.16

 いきなりですが、WBC日本代表はベネズエラに敗れました。

 すごく悔しかったですよね。
 ただ、試合を見終えて強く感じたことがあります。

 それは、この試合に臨んだベネズエラは「絶対に日本を倒す!」という気迫と迫力がすさまじかったということ。

 日本代表はこの10年ほどで、間違いなく世界野球の中心に立つ国となり、世界ランキングでも1位。
 もちろん、国際大会でも常に優勝候補です。

 かつては「強い国のひとつ」だった日本が、今では「倒すべき国」になった。
 今回のベネズエラは、まさにその「挑戦者」でした。

 打席に入る表情。
 一球ごとの集中力。
 いいプレーやヒットが出たときのベンチの歓喜。
 こんな様子も含め、ベネズエラチーム全体から「何としても日本を倒す」という強い思いが伝わってきました。

 それにしても、あの迫力は見事でした。
 しかも、今回はパワーだけではありませんでした。
 例えば、日本投手陣が得意とする落ちるボール(スプリットやフォーク)を見極めて、ストレート系のボールを狙い打ちするとか、ランナーを進める必要のある場面では、きっちりとその役割を果たすなど、パワーに加え、日本のお家芸のような細かい野球もしっかりとできていました。

 なので、日本代表が弱かったわけではないのです。
 むしろ逆で、世界中の国が、日本を徹底的に研究し、「日本を倒す」という目標で向かってくる。
 野球に関わるものとして、今の日本代表は、そんな立場で国際試合を戦い続けていることを、是非理解していただきたいと思います。

 そして、この試合を見ていた子どもたちがいます。
 日本が負けてしまって本当に悔しかったはずです。
 ニュースでは、敗戦の瞬間、涙を流す子どもたちの姿もありました。
 今回、その悔しさを胸に刻んだ子どもたち。
 きっとその中から未来の「侍」が生まれてくるはずです。

 これまでもそうだったように、日本野球は、こうして未来の「侍」に受け継がれていってほしいと願っています。

 今回の敗戦は残念でしたが、これからの日本をさらに強くする、とても意味のある敗戦だと思うようにしたいですね。

 「子侍 悔しさ刻み 侍に」

 WBC日本代表、お疲れ様でした。

 以上です。

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