いきなりですが、あの「カンロ」が、最近あの「カンロ」じゃなくなってきているようです。
昭和人である私にとって、「カンロ」と言えば、茶色くて、なんだか醤油っぽい味がして、黄色のカラーが入ったセロファンの包みに一粒ずつ入っていた、あのカンロ飴。
じいちゃんとばあちゃんの家に行くと必ずあって、特別好物というわけではなかったのですが、ばあちゃんが「ほれ」って渡すのでよく舐めていたことを覚えています。
それが今や、どうでしょう。
「カンロ」の主力商品は「ピュレグミ」。パッケージはパステルカラーで、形はハート。
いったい、あのカンロはどこに???
実は、以前原宿に行ったことをお伝えしましたが、その際、私には得体の知れない「グミッツェル」なるものを買うために、予約までして訪れた店があったのです。
当日は、予約したうえに整理券まで配られ、買い物をするための列ができ、順番を待っていました。
ようやく順番がまわってきて買い物を始めると、私、気がついてしまいました。
そこには「ヒトツブカンロ 原宿店」と。
「えっ!」「これって、もしかして、あのカンロ飴のカンロ???」
そうです。ここは、あのカンロ飴の「カンロ」さんだったのです。
いやー、驚きました。
家族からは、「そんなの知らないの?」と。
「そんなの、知りません」
まあ、時代に合わせて進化するのは当たり前だと思いますが、それにしても、おしゃれすぎて、あの昭和のカンロ飴とのギャップが・・・。
せっかくなので、買ってきた「グミッツェル」を仏壇に供え、ばあちゃんに報告しておきました。
以上です。