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「落とす」と「奪われる」 2023.3.29

 いきなりですが、人の命について考えて見ました。

 と言うのも、過日知人のコラムに興味深いデータが出ていたのです。
 で、なにが興味深いかと言うと、2021年の1年間で人間を殺した人間以外の生き物のランキングが出ていたのです。

 1、蚊           72.5万人
 2、リムネア(淡水の巻貝)20.0万人
 3、蛇          18.0万人

 人は、トップ3の生き物によってなんと100万人以上/年の方が命を「落として」いました。

 蚊が原因によって亡くなってしまうというこのデータで見ながら、人の命のはかなさを感じ、今度は人の命の落とし方ついて思いを巡らせました。

 そこで、Googleさんに聞いて見ました。

 WHOの発表では、2019年に世界で自ら命を「落とした」方の数は、約80万人に上っているそうです。

 次に、2017年国連の発表によると、殺人や暴力事件によって命を「奪われた」人の数は世界で約50万人になるそうです。

 そして、ロシアのウクライナ侵攻によって、命を「奪われた」兵士の数は、正確なデータは出ていませんが、一説によると両軍で20万人を超えると言われています。

 病気や事故が原因の死は「落とす」だと思います。 
 人とは違う生き物が原因による死を「落とす」と表現するのがいいのか?事故なので、やはり「落とす」なのでしょう。
 自殺については、「落とす」と表現するのが正しいのか?直接の死は「落とす」かもしれないが、自殺に至った経緯によっては「奪われる」かも知れません。
 殺人や暴力、ましてや戦争は明らかに「奪われる」です。

 「落とす」と「奪われる」

 戦争の当事者と世界の指導者は、この「落とす」と「奪われる」を深く考えて欲しいと思います。

 ごめんなさい。まとまりません。

 以上です。

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