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「不易流行」の「不易」 2021.3.5

 いきなりですが、コロナ禍にあって再び本を読む機会が多くなりました。
 最近好んで読むのは、「磯田道史さん」や「出口治明さん」の歴史に関する著書です。特に「出口治明さん」の著書は、世界史とか日本史とかの括りで分けるのでなく、その時代の世界の動きと日本の動きが同時につかめる部分もあって、とても興味深く読ませて貰っています。

 さて、去る3月2日、当社はお陰様で創立56周年を迎えさせて頂きました。

 今年の7月で56歳になる私と、3月2日に創立記念日を迎えた当社は、昭和40年生まれの同い年。そんな節目の日を迎えてからというもの、自分でも思うところがあったのか、なぜか「不易流行」という言葉が頭の中でリフレインしているのです。また、先にも書いたようにマイブームの歴史に関する本を読んでいて感じるのは、「やはり、歴史は繰り返すんだなー。」ということ。例えば、感染症によるパンデミックだって、人類の歴史としては繰り返されているものですよね。

 とは言え、世の中の流れは、AI化を含めこれまで想像もつかなかった世界に向かって行こうとしているのを理解しつつ、なぜかその流れに逆行するようですが、最近の私はこの「不易流行」の「不易」について考えるようになっています。

 これもお陰様で、ここ数年は若い社員が毎年入社してくれています。前途洋々の社員には「不易流行」の「流行」を、お客様の為、そして自分の為に是非とも追って欲しいと思っています。

 しかし、歴史を紐解いて行くと、「不易」がまた「流行」になることもあります。

 だから、私としては、ついこの間まで「流行」を追う側にいたのですが、ここに来て「流行」を追う社員の足かせにならぬように「不易」を深堀する立場になったのかなと・・・。

 大丈夫!!足かせにならないと約束するので、特に当社の社員は心配しないで下さいね。

 失礼しました。

 以上です。

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