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「どうかされましたか?」 2019.3.6

 アメリカ出張のおまけの話です。

 アメリカ出張時、私は、現地でお世話になる知人のベースがサンディエゴなのとイミグレ等がスムーズなので、東海岸に行くとか、余程のことが無い限り、到着地はサンディエゴにしています。サンディエゴ往復のJAL便を利用すると、往路の成田発が午後5時台で、サンディエゴ着は、前日の午前10時過ぎ。ですから時差のことを考えると、多少機内で寝た方がいい感じになります。逆に復路は、サンディエゴ発が昼の12時近くで、成田着が翌日の夕方と言うこともあるので、早期の時差ボケ解消の為には、なるべく機内で寝ない方が良い。まあ、これはあくまでも私個人の時差ボケ対策です。

 では、どうやって起きているのか?私の場合、読書だと直ぐに眠りに落ちてしまう性質なので、とにかく面白い映画を見続けます。サンディエゴ往復片道の所要時間は10時間~11時間ですから、少なくとも4本の映画は観ることが出来ます。また、機内の映画サービスでは、最新の話題作等を観ることが出来るのでとても助かります。

 で、今回最初に目についたのは、先のアカデミー賞で、最多4冠を達成するなど、もうこの映画を知らない人はいないでしょう。

 そうです。あの「クイーン」のボーカルで、1991年に45歳の若さでこの世を去ったフレディ・マーキュリーを描いた、「ボヘミアン・ラプソディ」です。

 いやー、泣きました。正直、ボロボロと涙が出て来ました。

 余談ですが、当社の住宅部門の責任者である彼は、既にこの「ボヘミアン・ラプソディ」を4回もリピートしているようですが、私も今回鑑賞して、その理由が分かりました。でも、私は1回で十分ですが。(笑)

 機内食を終えて、少しお酒も回っていたせいもあるでしょう。それこそ、嗚咽までは行きませんが、感動にむせびながら、返さずにおいたおしぼりで目頭を押さえていると、そこにニコニコしながらCAさんがやって来ました。

 CAさん「どうかされましたか?」

 私「映画に感動して・・・。」

 CAさん「ボヘミアン・ラプソディじゃないですか?」

 私「えっ、なんで分かるの?」

 CAさん「直ぐに分かります。」(笑)

 と、その不敵な笑顔に、ちょっと悔しくなりました。

 後で、詳細を聞くと、「機内食が終わられて、だいたい同じ時間にハンカチやおしぼりで目頭を押さえている方は、大概この「ボヘミアン・ラプソディ」観ている方なのです。」とのこと。

 たしかに、CAさんの立場からすると、それらしき人たちが一斉に泣き出すのだから、面白でしょうね。(笑)

 以上です。

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