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叔母との思い出 2021.10.14

 私事ですが、叔母が満86歳で永眠しました。
 本当に安らかな表情で旅立ちました。
 叔母はまず怒ることはありませんでした。いつも優しい叔母だったのですが、そんな叔母を一度だけ怒らせたことがあります。

 遥か昔の話です。
 家業の建設業は、それはそれは宴会する機会が多く、当時は事あるごとに自宅で宴会をしていました。その日も、大人たちが集まって宴会です。女性陣はたくさんの料理の準備や接待で忙しくしています。

 取り残された我々子供は、いとこ同士で遊んでいました。これも宴会の日の楽しみではありました。

 宴会は私の実家で開かれていて、そのすぐ近くに叔父(既に他界)と亡くなった叔母の家がありました。騒ぎまくる我々に私の母親が業を煮やし、「あなたたちはうるさいから、暫く叔母ちゃんの家に行ってなさい!!」と言われ、我々はその叔母ちゃんの家で遊ぶことにしました。当然叔母ちゃんは宴会の手伝いですから、家には誰もいません。
 ふと、テーブルの上を見ると海苔の佃煮の瓶詰がおいてありました。食べて見ようと言う話になり、いとこ4人で海苔の佃煮を試食。

 これが美味い!!!!

 で、台所の炊飯器に目が行きます。すると中にはなんと炊き立てのごはんが。それを見た我々は、迷うことなく海苔の佃煮をおかずに、そのごはんを全部食べてしまいました。

 お腹も膨れ皆でテレビを見ていると、叔母が入って来ました。
 で、炊飯器を見ると、ごはんが無いのです。

「あれ!!」「この中のごはんどうした?」と叔母。
「食べたよ。」「すげー美味かった。」と我々。
「えー!」「ちょっとあんたたち、何てことしてくれるのー!!」「これ、宴会で出すごはんだよ・・・。」

 と、この時初めて叔母に怒られました。まあ、怒られたと言っても、顔は少し笑っていた気がします。でも、叔母が少しであっても声を荒げたのはこの一回きりでした。

 そう言う年齢になったとはいえ、とても寂しいです。

 私事、失礼致しました。

 合掌

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