長年、住宅一筋でやってきましたが、つくづく思うのは"家づくりはこわい"ということです。どういう意味かというと、目先にとらわれておかしなことをすると、間違いなく後で自分に戻ってくるんですよ。だから、家づくりで儲けようと思ってはいけない。この家に住む人に幸せになってほしいと心から思って、いま自分にできる最高のことをしないと、結局自分の血や肉にならないんです。
何を言ってるんだ?と思われるかもしれませんが、現場で働く職人たちは、おそらくそれを体で感じていると思います。ただ、日常の中でついついそのことを忘れがちになる。だから私は繰り返し言うんです。
「技術を覚えるのは簡単だ。だからと言って形だけでは仕事をしたことにはならんぞ。そこに心がこもっているかいないかは、見ればわかるもんだ」
実際、職人の意識レベルが高いと、細部まで品のある、きれいな仕上がりになります。そういう高い職業意識を継承していくことは、技術の継承以上に大切で、しかも難しいこと。だからこそ、それをするのが自分に課された仕事だと、私は思っているんです。
1974年飯島建設入社 現場施工管理業務を20余年経た後、
住宅事業部 取締役部門長として住宅部門を管理する。
2001年4月 常務取締役に就任 現在に至る
年間70棟を超える着工現場に対して部下の指導・管理をし、
イイケンハウス舵取りの第一人者として運営・経営戦略に関わっている。
1級建築士








