責任をもって現場を管理するのも大工の仕事。整理整頓、仮設トイレや道路の清掃、ゴミの分別、材料の手配、電気屋との打ち合わせなど、家を建てるのに必要なことすべてを、大工自身が責任をもって管理しています。
「現場の第一線で働く大工は、大切な会社の顔」。イイケンハウスの大工たちは、その自覚と誇りをもって毎日頑張っているのです。

イイケンハウスで仕事をして20年になります。大工歴は30年以上。16歳で住み込みになって、18歳で建前をさせてもらったから、まあ器用な方だったんでしょうね。得意なのは和室の造作。いまは世の中が変ったから、凝った和室を作る人も少なくなりましたが、たまにそういうリクエストが来ると、どうしてもはりきりますね。
イイケンハウスはローコスト住宅と言っても、いい材料を使っていると思いますよ。テクノストラクチャーも、どんどん改良されていって工法が少しずつ変るので、毎日が勉強です。月1回、大工たちが集まる大工部会があって、ここで問題点や疑問点はその都度解決します。職人同士の和ができるところは、他にない、イイケンのよさだと思いますね。
価格を抑えると言いながらも、ここまで職人の技術力や人間力にこだわるのは、ひとえに西村常務の人柄。徹頭徹尾、住む人の立場に立って考える人です。その分、大工たちは戦々恐々ですけどね(笑)でも本当は我々にもやさしくて、面倒見のいい人です。
一番嬉しい時?そりゃあ、なんと言ってもお客様に喜んでいただいた時ですよ。それも終ってすぐの「ありがとう」ではなくて、住まわれてしばらくしてからの「ありがとう」。これにはじーんと来ます。大工冥利に尽きる瞬間です。

地鎮祭からお引渡しまで、つまり、建築のはじまりから終りまで、責任をもってお客様とおつきあいさせていただくのが、工務部の仕事です。これまで図面だったものが、立体的に立ち上がるのですから、お客様にとっては感動の時であると同時に、「え、これってこういうことだったの」と、初めてわかるという事も続出します。
この時にいかに丁寧な対応ができるかが、お客様の信頼を得られるかどうかの分かれ目。聞かれたことにきちんと対応し、説明して納得していただく。工事中の変更についてもできる限りご希望に添えるように対処する。これが基本です。
そのことは、私たち工務部の人間だけが思っていてもだめで、現場の大工さんたちがそういう態度でいてくれなくてはならない。ですからイイケンでは常に大工部会を開き、職人の意識向上に努めているんです。
私がいつも思っているのは、お客様に満足していただくだけでなく、感動してもらいたい、ということ。その感動が、次の仕事へのエネルギーを生むのだと思います。

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