明日13日～20日までアメリカに出張して来ます。

　今回、最初の2日間はカリフォルニアのパームスプリングスで開催される野球のウィンターリーグの視察。その後は、アメリカの中古住宅市場活況理由を自分の目で見て探るのと、日本人留学生向け住宅建設計画の話を聞き、打ち合わせをする予定となっています。

　さて、まずはウィンターリーグの視察。建設業には関係が無い出張に思われるでしょうが、これは建設業と言うより、新規事業関連の話となります。今年から試験的に始めていますが、近い将来、野球をして来た主に高校生を対象に、広くこのカリフォルニアウィンターリーグへの参加者を募り、アメリカの大学への野球を含めた留学の足かがりの機会に成長させられたらと思っています。野球をしてきた中で、プロ野球や社会人野球、そして希望する大学野球部に行けなかった高校球児に、今さらと思うでしょうが、英語を含めたグローバル感覚の必要性と大切さを説き、野球を通したグローバル教育の一助に成長させることができればと考えています。自分自身が、大学卒業後、プロ野球に行けなかった。でも、あの時に真剣に英語を習得し、更にはグローバル感覚を身に着けていたら、どんな人生になっていたかと想像することがあります。AIの世の中で、多分ここ数年で精度の高い自動翻訳機が開発されることでしょう。しかし、機械音声でのコミュニケーションでは無く、やはり肉声でのコミュニケーションは絶対に必要だと思っています。

　また、昨今、日本の若者が海外に出なくなって久しいと言われています。現在年間の米国への日本人留学生は、韓国の彼らより少ないと言うのが現状です。その数を比べるべきことかどうかという意見もありますが、人口に比して言うと、不安を感じる数字だと危惧しています。

　私に、いや当社にどんなことが出来るかは分かりませんが、少なくとも、このような感覚を持った若者を我が国は必要とするはずです。その意を以って模索をして来たいと思っています。

　その他の出張目的についても、このブログで随時ご報告して行きます。

　以上です。