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みゆき野の夏 2019.7.22

 長野県の飯山市を中心とした北信州の地域を「みゆき野」と呼ぶのはご存知でしょうか?「みゆき野」とは漢字で書くと「深雪野」とか「美雪野」になるそうで、美しく雪深い地域を意味します。

 この「みゆき野」の名物と言えば、もちろん雪。冬には雪まつりが開催され、昔ながらの「かまくら」の中で、これも名物である「みゆき野ポーク」を使った味噌ベースの熱々鍋を頂きます。その他には温泉やスキー場はもちろん、北信濃の鎌倉よろしく寺社仏閣巡りや、高級仏壇製作の老舗店が点在。最近では「みゆき野スイーツ」なんてのも有名。また、遅くやって来る春には、一面に広がる菜の花畑が訪れる人々を感動させます。

 個人的には、建設業に従事している関係で、冬期間「みゆき野地域」を流れる千曲川沿いに設置された雪捨て場の雪量で、今シーズンの積雪を目分量するのが趣味だったりします。(笑)

 さて、この「みゆき野」に、昨日新しい歴史が刻まれました。

 そうです。第101回全国高等学校野球選手権大会の長野大会決勝で、雪深き「みゆき野」にある県立飯山高校が並み居る私立の強豪をなぎ倒し、見事甲子園への切符を手にしたのです。決勝戦の相手は、同じ公立の伊那弥生ケ丘高校。どちらが優勝しても公立高校が甲子園に行くことになると言う注目のカードでした。結果、決勝戦にふさわしい好ゲームとなり、延長の末、見事飯山高校がサヨナラ勝ちを収めました。それしても、飯山高校は、大会前の寸評によると好投手を3枚擁する好チームとの触れ込みだったようですが、春は1回戦で負けていたせいもあり、大会前には、その強さが私の耳には届いていませんでした。(←なぜか上から目線)しかし、本大会に入ると、左の3年生エースと右の2年生エースの投球は目を見張るものがありました。TV中継でしたが、この両投手を見たとたん、間違いなく今大会ナンバー1投手で、甲子園でも勝てる逸材だと思ったほどです。

 決勝戦後の校歌斉唱では、私好みの飯山高校純白ユニフォームがとても誇らしかった。

 歴史に残る「みゆき野の夏」、本当におめでとうございます。

 以上です。

 追伸

 飯山(飯山北高)野球部OBのふるさと石産さんの号泣が正夢に・・・!!

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