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「シンパシー」「エンパシー」「テレパシー」 2020.4.2

 いきなりですが、過日とある本を読んでいると、「同情」とか「共感」という意味でよく使う「シンパシー」という表現は、実はネガティブな共感で使うもので、「苦しみに共感する」とか「悲しみに同情する」等の意味合いで使用するのが正しいと書いてありました。

 それに対して、我々が普段使う「共感」の意味合いとしては、通常「エンパシー」と表現するのだそうです。

 「シンパシー」には「同情」とか「かわいそうに」みたいな意味合いが多分に含まれていますが、「エンパシー」は「人の考えに自分自身の感情を投射する」といったポジティブなニュアンスがあると言うので、やはり「エンパシー」の方が、普段私たちが使っている「共感」と言うことになります。

 さて、話は変わりますが、昨日政府が、各家庭にマスクを2枚支給するコロナ対策を発表しました。もちろん、助かる家庭もあるでしょう。しかし、私個人としては「エンパシー」でなく、「シンパシー」ですね。

 因みに、似た言葉で言うと、「テレパシー」。これは日本語にすると、「遠隔精神反応」。

 「遠隔精神反応」とは、「視覚・聴覚などの感覚的手段によることなく、ある人の感情や思考内容が直接他の人に伝達されること」こと。つまり、五感を使用せずに相手に心を伝達することを「テレパシー」といいます。

 もし、私に「テレパシー」を送る能力が備わっていたとしたら、安倍首相に「マスク支給は、もう少し待った方がいい。」と伝えたはずです。

 失礼しました。

 以上です。

 

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